「オンラインレッスン」特設ページ



オンラインレッスンの生徒さんのために作成した楽譜教材。指番号や奏法の解説を記入してあります。
オンラインレッスンの生徒さんのために作成した楽譜教材。指番号や奏法の解説を記入してあります。

外出不要!安全な環境で、楽しく楽器レッスンを。

 オンラインレッスン(通信式レッスン)は、2019年4月より開講いたしましたレッスンプログラムです。

 もともとは「遠方にお住まいで、近くにヴィオラ教室が無い生徒さんのためにもレッスンを提供したい」という方針からスタートした講座です。その後、2020年にコロナウイルスが蔓延し、首都圏の生徒さまにもオンラインレッスンを行うことにいたしました。

 外出は一切ご不要。ご自宅から出る必要はありません。講師とのやりとりは、メール、お電話、Googleドライブなどのクラウドサービスや、Skype、Zoomなどのビデオ通話アプリを使用して行います。

 コロナウィルスの感染拡大の状況下でも、楽器を練習する楽しみや、音楽に触れる喜びを少しでも多くの人たちに味わい、苦しい状況を乗り切る糧にしてほしい、と考えてレッスンをご提供させて頂いております。


過去に開催したヴィオラアンサンブルコンサートの合奏指導風景。個人だけでなく、アンサンブルのレッスンにもご対応させて頂きます。
過去に開催したヴィオラアンサンブルコンサートの合奏指導風景。個人だけでなく、アンサンブルのレッスンにもご対応させて頂きます。

講師は指導経歴10年のベテラン指導者。現役演奏家としても活躍。

 ヴィオラ講師としての10年の指導経験を活かし、直接の対面が無くても、楽器の奏法が身につき上達できる良質のレッスンをご提供いたします。

 室内楽奏者として、またオーケストラのトレーナーとしての経験も活かし、基礎奏法の練習だけでなく、室内楽、管弦楽、ヴィオラソナタなど、どのようなスタイルのレッスンのご希望にもお応えいたします。

 外出が制限されるされる現在のような状況でも、ヴィオラを楽しみながら練習できるように、また「どうすれば上達できるのか」や「自宅にいながらでも、音楽の演奏を楽しむ方法」を、ご指導させて頂きます。

 どうしても、発表の場を失ってしまうと、練習のモチベーションも下がりがち、自己満足に陥ってしまいがち。そんな中でも「良い演奏をするためにはどうすればいいのか」を忘れないために、現役ヴィオリストとして長年演奏活動をしてきた経験から得た実践的な知識や技術を、レクチャーさせて頂きます。


実際に生徒さまにお送りした、練習風景に対するアドバイスのメッセージの一部。
実際に生徒さまにお送りした、練習風景に対するアドバイスのメッセージの一部。

どんなご希望・ご要望にも合わせた、1対1のレッスン対応

 レッスン受講の実際の例をご紹介いたします。

 

...まずはお電話で、生徒さんのご希望を詳しくヒアリングいたします。

 「オーケストラで上手く弾けるようになりたい」「基礎からしっかりと、楽器の演奏を上達したい」「好きな曲をヴィオラで演奏したい!」など、生徒さまごとにご希望は様々です。生徒さまがレッスンに求めることをお聞きし、その目標やゴールに合ったレッスン内容や指導方法を決めていきます。

 お電話によるミーティングは、定期的に(月に一回程度)実施し、ご要望の変化や、新しい目標設定などに対応して参ります。

 

…楽譜送付、録音送付、教材・課題の選定。

 「やりたい曲がある」という生徒さんには、その曲の楽譜にボウイング(弓順)やフィンガリング(指使い)を記入した実際の演奏に役立つパート譜を送付します。また、演奏表現に焦点を当てて、実際の奏法などを記入した解説つきの楽譜を送付いたします。必要に応じて、講師自らがヴィオラを演奏して録音した模範演奏教材をお送りすることもあります。

 「基礎から上手くなりたい」という生徒さまには、ヴィオラ教則本や、オリジナルの基礎練習教材から、それぞれの生徒さまに合った課題を選定します。「サードポジション(第3位置)の左手の上達がしたい」という場合は、第3位置における左手の構え方、指の押さえ方のポイントを、「表現力をつけたい」という生徒さんには、音量の強弱を練習する方法や、音色を変えて演奏する方法を…というように課題を設定し、メッセージによるアドバイスもしながら、ご指導させて頂きます。

ヴィオラを始めて間もない生徒さんのために編曲した「ロンドンデリーの歌」。4つの開放弦だけで演奏できるように制作しました。
ヴィオラを始めて間もない生徒さんのために編曲した「ロンドンデリーの歌」。4つの開放弦だけで演奏できるように制作しました。

...練習の録音へのアドバイス、二重奏練習のための音源の送付、編曲のご提供。

 実際に課題を送付した後、生徒さまからは、自主練習の録音や録画をご送付頂きます。講師はそれを確認し、奏法や練習方法のアドバイスをいたします。

 「音色は前回よりも綺麗になっています。」「左手の構え、指使いは良いです。」「次は、へ長調の曲であることを意識して、音程に気を付けてみましょう。」など。それから、次の課題を選定いたします。「次はへ長調のさまざまな種類の音階練習の教材をお送りいたします。」

 また、講師が伴奏パートを演奏して、聴きながら二重奏ができる音源合わせ練習用の教材も制作し「ほかの奏者と一緒に練習できる楽しみ」をご自宅にいても味わえるように、サポートいたします。

 やりたい曲がある場合はそれを課題曲として選び、講師と一緒に練習できるようにヴィオラ二重奏の楽譜を編曲し、生徒さんにご提供しております。

 

…リアルタイム双方向のビデオ通話レッスン

 ZoomやSkypeなどのアプリを使用して、リアルタイム双方向のレッスンをいたします。マイクやビデオカメラ等の設備は不要ですが、スマートフォンかタブレット端末のご用意をお願いし、またWi-Fi接続ができる環境をお勧めしております。

 ビデオ通話レッスンでは実際の対面レッスンと同様に講師の演奏や、アドバイスをリアルタイムでお聴きいただき、生徒さまの演奏の様子や奏法についてご指導をさせて頂いております。

 ビデオ通話レッスンの回数については月3回までご受講が可能です。レッスン時間は60分か90分をお選び頂けます。

 

 プライバシーの保護には十分に注意を払っております。ご送付頂きました練習の録音や録画を第三者やウェブ上に公開することは絶対にありません


オンラインレッスン講座に関して

体験レッスンについて

 オンラインレッスン講座でも、体験レッスンを実施しております。「条件付き」無料体験レッスンとなります。

オンラインレッスンの場合、講座の受講開始から1ヶ月間を『体験レッスン期間』といたします。

 受講から1ヶ月後に、レッスンを継続するか終了するか、生徒さんにお決め頂き、継続される場合は、次の体験レッスン期間のお月謝1ヶ月分をお支払い頂き、そのまま次月もレッスンを継続させて頂きます。

 体験期間終了時に、レッスン内容にご納得頂けない等の理由で、レッスンを終了する場合、1ヶ月のオンラインレッスン講座は無料とし、お月謝は必要ありません。

お月謝のお支払いについて

 オンラインレッスン講座のお月謝は「先払い方式」を取っております。毎月のお支払日を15日か、25日かご選択頂き、翌月のお月謝をご入金頂きます(お支払いは銀行振り込みを基本としております)。

 毎月のお支払い確認時に領収証を発行しており、ご送付をご希望の場合は郵送でお送りさせて頂いております。

現在、他の所属教室との競合を避けるため、お月謝の金額についてはお申し込みの際にご説明させていただいております。詳しくは、お問合せ下さいませ。


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〈メッセージ〉

 ここまでお読み頂き、誠にありがとうございました。コロナウィルスの感染拡大が止まない今、わたしたち音楽家にできることは何かないのか…?と自問自答しつづけ、…それでもわたしたち音楽家の役目は、人々に音楽のおもしろさを伝えること。苦しい時期を乗り切るための生きがいや喜びを提供すること。外出自粛をするしかない日々に、ご自宅でも楽器の上達や練習の楽しみを感じてもらうことだ。...と考えて、このたびオンラインレッスン講座の内容を充実させ、特設ページを開設いたしました。

 

 一日も早く、この世界的な危機が終わり、人々がなんの心配もなく、自由に外に出られるように。再び、楽器のレッスンもコンサートの開催もできるようになり、音楽を愛する人たちがその喜びを分かち合うことができる日々が戻ってくることを、深く心底から願っております。

 

 音楽には、力がある。人間に生きるための力を与え、苦難の時期を乗り越える強さを与えてくれ、この世界に新しく美しいものを生み出す力があります。私はそれを固く信じています。

 

 どうか、皆さま、ご無事で。

 いつか平穏な日々が戻るその時まで。

 令和2年4月9日

大久保ヴィオラ教室 代表

弦楽四重奏団「悠悠」 ヴィオラ奏者

Aurora Viola Ensemble 主宰

日本音楽家支援協会 会員

大久保 勇也

Yuya Okubo