Arranged and Composed Music

作曲・編曲作品


 室内楽や、ヴィオラアンサンブル、またレッスンの教材として制作して参りました作曲・編曲作品を一部ご紹介いたします。


弦楽四重奏曲第1番

"Das Ende des alten und der Anfang des neuen"

 

…2020年9月26日、弦楽四重奏団悠悠により初演。

コロナウイルスによる、古い時代の終わりと、新しい時代の始まりを予感して作曲した作品です。各楽章は短いですが、全4楽章構成になっています。

第1楽章「終焉」

第2楽章「幻想」

第3楽章「目覚め」(バッハのオルガンコラール"目覚めよと我らを呼ぶ物見らの声"BWV645を編曲)

第4楽章「再始動」

 

…この曲の解釈には表の解釈と真の解釈があります。もちろん、コロナウイルスの被害とそこからの再始動がテーマの楽曲ではありますが、この楽曲の真意はもっと個人的でプライベートなものでもあります。私はそれを語ることはしません(サシ飲みに行ったら話すかもしれませんが(笑))。もとより、音楽の解釈はひとそれぞれ、十人十色違っていていいと私は考えております。この曲の真に込めたイメージは、楽譜や演奏から、ぜひあなたが読み取ってみてくださいませ。



ヴィオラとピアノのためのトリプティーク

Triptyque for Viola and Pianoforte

 

…2020年10月31日、ヴィオラ&ピアノデュオコンサートにおいて初演。(ヴィオラ:大久保 勇也、ピアノ:朝倉 すみれ)

この楽曲は、純粋にコロナウイルスの被害が拡大する中で、不条理に悩みながらも、負けずに闘い、いつか感染症が根絶した世界が来ることをイメージして制作した作品です。こちらには、上述の「弦楽四重奏曲第1番」における真の解釈のようなものは特に存在しませんが、その分、はっきりとしていて力強い作品になりました。

 

「トリプティーク」とは"三連画"のことで、ひとつながりの三つのイメージという意味で題をつけました。

全体は三部構成になっています。

 

第1部『黎明と不条理』

第2部『死闘と勝利』

第3部『歓喜と希望』



"2つのヴィオラのための連詩"

(ヴィオラ二重奏曲第1番)

Bratschenduo Nr.1

 

第1曲 「梅酒」 I.Pflaumenwein

 ヴィオラ二重奏曲という編成の作品は、クラシックの音楽作品の中でも、ほとんど存在しておりません。フランク・ブリッジの「2つのヴィオラのためのラメント」などの作品が存在しますが、まだまだ未開拓の分野です。

 しかし、重音奏法が弾きやすいヴィオラであれば、2台でも和声を組んで作曲することが可能です。

 この作品は詩人・美術家の高村光太郎氏の詩集『智恵子抄』からインスピレーションを得て制作したもので、4つの詩と1つの短歌をモデルにした、全5曲から成ります。

 第1曲「梅酒」の原作は、詩人が妻の死後、妻が造っておいた梅酒を台所で発見し、早春の寒い夜ふけに静かにそれを味わいながら、幸せな日々の追憶にひたるという詩。

 こちらはサンプルのため曲の一部分のみを公開しています。



”うさぎ うさぎ”

for Solo Viola

 

 2019年に開催いたしました、ヴィオラリサイタルにて演奏いたしました曲です。

 童謡の「うさぎ うさぎ」をベースにし、和楽器風のカデンツァを盛り込み、古典邦楽で用いられる五音音階(陰旋法)を使用して制作いたしました。

 重音奏法を多用して、ヴィオラ独奏でも綺麗に和声が奏でられるように編曲しております。

 初演…2019年11月23日

ヴィオラリサイタルにて。



 

”ロンドンデリーの歌”

for 2 Violas

 

 大久保ヴィオラ教室のレッスンでは、生徒さんとの二重奏の練習の時間を大切にしております。この編曲は、ヴィオラの初心者の生徒さんのために、楽器の”開放弦”だけで楽曲が演奏できるように編曲しております。

 主旋律はアイルランド民謡の「ロンドンデリーの歌」(「ダニー・ボーイ」という名でも親しまれています。)を使用し、生徒さんのパートである第2ヴィオラはC・G・D・A線の4弦の開放弦だけで演奏します。

 制作…2019年6月




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