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弦楽四重奏って、なぁに?

 ぽんたナビのページへ、よくきてくれたぽん!今日はうさぎのぽんちゃんが、「弦楽四重奏」というものについて、解説するっぽん。

 ご主人は今日は、ヴィオラで弦楽四重奏曲ってやつを練習していたみたいぽん。なんでも冬のコンサートの準備だとかなんとか。…ぽんちゃんに"弦楽四重奏について、解説を頼むよ"とかいって…小松菜を差し出しながら言うから、断れなかったぽん…。ちなみにぽんちゃんはニンジンは嫌い。すべてのうさぎがニンジン好きだと思うなよっ!

 

 …えーと、弦楽四重奏、というのは、ヴァイオリン2台、ヴィオラ、チェロの、4つの弦楽器で演奏する音楽の形式。古くバロックの時代には、ヴィオラが2台で演奏されることもあり、J.S.バッハの「フーガの技法」という曲などに、その名残りが見られる…。けど、時代が下るにつれて、ヴァイオリン2台の編成が主流になり、ハイドンやモーツァルトがたくさんの名作を作曲したことによって、西洋音楽の重要なジャンルとして、盛んに演奏されるようになった…ぽん。

 ご主人は、なんだかしらないけど、この弦楽四重奏を演奏するのが、長年の夢だったらしいっぽん。ドヴォルザークの「アメリカ」を練習しながら、"あぁあ~、やばい、いい曲だ…楽しい…!"とか、ひとりで喋ってたぽん…。ちょっと、きもちわるかったぽん…。


 写真の楽譜が、その弦楽四重奏曲「アメリカ」の第一楽章の冒頭。この上のような真っ白な楽譜に、…分かるかな?下の写真のように、「Π」と「∨」の記号を記入していく。この記号によって、右腕にもっている「弓」の弾く向きを決めているらしいぽん。…いちいち弓を動かす向きを考えなきゃいけないなんて…弦楽器ってちょっとめんどくさいぽんね。ともかく、ご主人は、コンサートで演奏する曲を練習するときは、まずこの「ボウイング」ってやつを、楽器を弾きながら決めるみたいだぽん。このボウイング次第で、演奏しやすくもなれば、しにくくもなる。楽譜にぴったり合った弾きやすいボウイングを決められるようになるには、長年の練習や演奏経験が必要…らしいぽん。

 ええっと…なになに。西洋の音楽というのは、もともとは教会で歌われた合唱が源流にある。ソプラノ・アルト・テノール・バスの四声で作られるのが、作曲の基礎。各弦楽器が4台で、それらの役割を担う、弦楽四重奏というのは、「理想的で究極的な音楽の形式」なんだ、って、ご主人はどっかの本で勉強したらしいっぽん。

 ほんとかな?ぽんちゃんにはよくわからないけど、でも、弦楽四重奏には、とても綺麗な曲がたくさんあるぽん!ぜひ、これを読んでくれた読者の皆さまには、いろいろな弦楽四重奏を聴いて、お気に入りを見つけてくれたら、嬉しいぽん。いい曲があったら、ぽんちゃんにもおしえてね!


 今日のぽんたナビのお話は、これでおしまいだぽん。ご主人は、12月21日に弦楽四重奏のコンサートに出演するみたいだぽん!もし興味があるひとは、このホームページの「Performance」のページを見てみてね。

 

 ふぅー…。ご主人め。ブログ初日から、難しい原稿を用意して…。解説するぽんちゃんの身にもなってほしいっぽん。読んでくれて、ありがとう!また、ときどき見に来てくれたら、ぽんちゃんとご主人は嬉しいぽん。

 

 むしゃむしゃむしゃ…。うおぉぉ…仕事のあとの小松菜は最高だぜ…!ぱりぱりぱりぱり…。もぐもぐ…ごくん。